映画「ラスト・ディール美術商と名前を失くした肖像」Tumma Kristus

フィンランド語→字幕 出演: ヘイッキ・ノウシアイネン、ピルヨ・ロンカ、アモス・ブロテルス

  フィンランドの首都ヘルシンキで小さな美術店を営む72歳のオラヴィを中心にした物語。彼は家族よりも仕事を優先にして生きてきた。そんな彼がオークションで1枚の肖像画に出会う。これに孫がからんで面白い展開になる。

  しかし、映画の終わりには私の涙が止まらない。72歳の老人と孫の関係というか世代の交代劇である。老人の孫に贈る優しさと、北欧らしく静かに営まれる人生が悲しみを倍加させる。それが私の涙の理由である。

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