独り言「デジャブ感」

 第二次世界大戦のキッカケになったデジャブ感があります。

 リトアニアがロシアの飛び地であるカリーニングラードへの鉄道輸送に制限をかけたのです。

 カリーニングラードは戦前はドイツの飛び地でケーニヒスベルクと言いました。戦後、ソ連が奪ったのです。

 ヒットラーはポーランドに対し、ドイツの飛び地であるケーニヒスベルクへ高速道路を建設させてくれと要求しました。これに対し、ポーランド政府はイギリスとフランスがいざとなったらポーランドを守ると約束していたので強気でヒットラーの要求を撥ねつけました。ヒットラーは激怒し1939年9月1日にポーランドに侵攻して第二次世界大戦が始まりました。

 さて、ロシアの飛び地であるカリーニングラードへはリトアニアを経由する鉄道輸送で住民の生活を維持しています。また、ロシアの軍港もあります。今回、リトアニアはこの鉄道輸送に制限をかけました。その結果、ロシアのPが激怒しリトアニアに侵攻する懸念があります。侵攻すれば、それはリトアニアがNATOの加盟国なので第三次世界大戦のキッカケになることが想像できます。憂鬱な心配。

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