小説「仏教のながれ2」その25

 最後に菩薩とは、人々の中において、自身を軽んじて他人を重んじ、苦しみは自分が引き受け、楽しみは他人に与えようと思う者のことで、仏に等しい慈悲と勇気の振る舞いをする者のことであります。もともと地涌の菩薩ですから、例えば、すでに医師や看護師となって病に苦しむ人々を救っているかもしれません。

 そうすると、もしかしたら…、あなたは地涌の菩薩ではありませんか?(終わり)

[この物語はフィクションであることをご了解いただきたくお願い申し上げます]

参考文献:天台宗のホームページ、ウィキペディア「空海」、ウィキペディア「観天望気」、仏法入門 聖教新聞社、妙法蓮華経並開結(上)(下) 聖教文庫、新版仏教哲学大辞典  聖教新聞社

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