小説「仏教のながれ3」その6

 妙法蓮華経序品第一「このようにわたくしは聞きました(如是我聞)。あるとき、お釈迦様は王舎城の町の郊外にある霊鷲山(りょうじゅうせん)のなかにとどまっておられました。大勢の出家修行者の集団の一万二千人と一緒でありました」という書き出しで始まります。この霊鷲山にはさらに続々と集まってきます。

学修のもの学修の完了したもの二千人、比丘尼六千人、菩薩八万人

神々の王である帝釈は天子の仲間二万、自在天子と大自在天子は天子の仲間三万

現実の世界の主である梵天王など天子の仲間一万二千、八つの竜王の各々の仲間百千の若干倍

四つの緊那羅王と各々の仲間百千の若干倍、四つの阿修羅王と各々の仲間百千の若干倍

四つの迦楼羅王と各々の仲間百千の若干倍、阿闍世王の仲間百千の若干倍

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