映画「アルベール・カミュ」

フランス語→字幕 主演: ステファーヌ・フレス、アヌーク・グランベール、アガト・ドゥロンヌ

 2010年1月6日の作品。主人公としてのカミュは、小説「異邦人」や「ペスト」を書き、またノーベル文学賞を受賞している。映画は、カミュの人生を描いている。

 カミュの子供の頃、学校の先生が母親に学校で勉学できるように母親を説得するシーンがある。説得が終わって帰りがけ、プライベートレッスンをしてくれるという先生に母親が「授業料を払うことができない」と言う。その先生は、振り向いて「もう、その子からもらってる」と言って帰って行った。

 先生は宝物のようにカミュに勉学を教えたことでしょう。カミュは先生の期待通り小説家となりノーベル文学賞を受賞した。私はその師弟の美しさに感動しました。映画の大筋とは全く関係ない話しです。

映画「戦場のメリークリスマス」Merry Christmas Mr. Lawrence

英語→字幕 主演: デヴィッド・ボウイ、トム・コンティ、坂本龍一、ビートたけし

 大島渚監督の作品ですね。監督はすでに亡くなっています。映画を観終わったあと、テーマ曲「Merry Christmas Mr. Lawrence」が耳に焼き付いて無機的な印象が残りました。

 やはり私は戦争映画があまり好きではないようです。典型的な日本兵ハラをビートたけしが演じていますが、そんなものでしょうと冷めた気分で観賞していました。

 でも、ビートたけしの明るさというか人懐こさには魅了されました。私はひねくれているのでしょう。

『戦場のメリークリスマス』オフィシャルサイト

映画「2001年宇宙の旅」2001: A Space Odyssey

英語→字幕 主演: ケア・デュリア、ゲイリー・ロックウッド、ウィリアム・シルベスター

 1968年製作の映画です。スタンリー・キューブリック監督と原作者アーサ・C・クラークによるSF作品。それにしても描かれた映像は2022年に観ても素晴らしい。

 新型人工知能「HAL(ハル)9000型コンピュータ」が船長等(人間)に対して反乱を起こすなど今日的課題を思わせます。

 難解と言われる作品ですが映画を観たあと次の解説を視聴するのも面白い。

2001年宇宙の旅解説