散歩「元旦」

 不思議なもので一晩明けると年のはじめの気分になります。

 あけまして おめでとうございます

 関東は雲ひとつない青空。外は寒く吹く風は冷たい。そんな中、昨日と同じ道を散歩する。大型商業施設は営業していて、中に入ると正月飾りが本番とばかりにお客様をお出迎え。BGMは正月気分を盛り上げるべくお琴の曲が流れています。

 さて、令和4年、2022年はどんな年になるのでしょうか。期待、恐れ、希望、失望などなど、言葉遊びの暇もなく私たちは生きて行きます。私は、つんのめるように前を向いて生きて行きたいと思っています。

独り言「大晦日」

 早いもので今年も大晦日になってしまいました。午後から近くの駅周辺に行ったところ白いものがチラチラ→雪。この冬初めて見ました。突然、救急車のけたたましいサイレンの音が近づいて来て救急病院へ走って行きました。駅前の大型商業施設に入ると買い物客がいっぱい。正面入り口を入るとあしたの正月飾りでお正月を迎える準備が出来ています。店内にはBGMが流され、絶えず流れていたのはベートーベンの交響曲第9番。買い物客に気づかれることもなく聴かれることもないでしょうね。

 私の大好きな作家に樋口一葉がいます。彼女の作品の日本語の美しさに感動しています。文体を真似しようとしましたが難しい。代表作に「たけくらべ」があります。今年はこの作品をオーディオブックで聴きました。20回は聴いたでしょうか。本当にリズム感があって美しい日本語です。彼女の作品に「大つごもり」というのがあり大晦日(「おおみそか」とも「おおつごもり」とも読まれる)のことです。

「よいお年を」は30日までで、大晦日の挨拶は「来年もよろしくお願いします」だそうです。

映画「記憶にございません」

  主演: 中井貴一、ディーン・フジオカ、石田ゆり子

 物語の説明→病院のベッドで目覚めた男。一切の記憶がない。ふと見たテレビのニュースに自分が映っていた。そう、なんと、自分はこの国の最高権力者で、石を投げつけられるほどに…すさまじく国民に嫌われている‼︎→ここから楽しいドタバタが始まる。

 記憶をなくした総理大臣を主人公にした政界を舞台にしたコメディです。楽しくて可笑しくて面白い作品。監督が三谷幸喜なので納得。理屈抜きで楽しめました。まだ観てないのでしたらお正月にいかがでしょうか。そういえば、毎年、元旦に映画館に行って映画を観てました。コロナ禍で今年は取りやめ来年も予約していません。再来年にはまた映画館へ行きたいものです。

『記憶にございません』公式サイト