翻訳「ドイツ語の本3」

 さて、私のドイツ語翻訳文の添削が終わったあと私の小説本を見せ、本当の目的を話しました。この本のドイツ語版を出版することへの翻訳協力です。具体的にどのように進めるか決めていないので次回ということで1週間後に会うことになりました。

 一週間後、同じ喫茶店で具体的に話し合い、一章ずつ翻訳を進め、その都度私がチェックし、その修正後、T君の郵便口座に規定料金を振り込むということになりました。私はその場で第1章の日本語データをT君のメールアドレスに送り、T君と固い握手をして別れました。そうして、待ちに待ったドイツ語翻訳の第一歩、第1章のドイツ語翻訳データが送信されてきたのです。次回に続く。

翻訳「ドイツ語の本2」

 インターネットの先生マッチングサイトで見つけたドイツ人の先生と近くの喫茶店で待ち合わせ。私は小説の1頁目からドイツ語に翻訳したA4一枚分を事前に用意しました。これはどの程度、私のドイツ語翻訳を修正してもらえるか試すためです。彼のプロフィールが、現在、日本の大学院で日本文学を専攻しているとのことでしたので指名しました。以下、T君と書きます。

 指定した喫茶店で待っているとT君が指定時刻通り現れました。なにしろ初対面なのでお互いぎこちなかったのですがすぐ慣れました。全部日本語です。そこで、私の用件を伝えて私の翻訳したドイツ語の添削をお願いしました。T君はA4用紙の全体をざっと読んで一つ一つ文法上の誤りなど丁寧に説明してくれました。

翻訳「ドイツ語の本3」に続く

翻訳「ドイツ語の本1」

 2016年7月に出版した私の小説「美紗絵ちゃんが征く」のドイツ語版を計画したのは2年後のことでした。さて、かつて西ドイツに1年間留学したとはいえ、私がドイツ人に読んでもらえるドイツ語に翻訳できるはずもありません。といってプロに依頼するには予算に余裕がありません。

  格安のプロ翻訳家を探すかと思いましたが、それもなんとなくセコイなあと探すのに躊躇していました。丁度その頃、アルバイトで大学生にドイツ語を教えていました。そこで閃いたのが、逆にドイツ語を教えてくれるドイツ人を探してみようということ。インターネットの先生マッチングサイトでドイツ人の先生を検索しました。

翻訳「ドイツ語の本2」に続く