映画「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」Maudie

英語→字幕 主演: サリー・ホーキンス、イーサン・ホーク

  「人生は美しい色であふれている。カナダで最も有名な画家の、喜びと愛に満ちた真実の物語」というこの映画のキャッチフレーズに引き寄せられて観てしまった。しかし、こちらを裏切ることなく少しずつ観客をカナダの小さな港町に引き込んでゆく。のちに有名な画家となるモード役のサリー・ホーキンスの演技が光っている。

  映画を観終わって画家モード・ルイスの作品を鑑賞すると映画の中でみたカナダの港町が想い出される。あの港町からこれらの作品が生み出されたのだと納得してしまう。絵を描くというのは楽しいこと。私ごとですがもう2年ほど鉛筆画を描けていない。というのも2年前に転んで右手の指を骨折してしまった。しかし、人間の体は不思議なもので少しずつ指が動くようになってきている。あと少しで再び描けるようになると思う。

映画「めぐりあい(邂逅)」Love Affair

英語→字幕 主演: シャルル・ボワイエ、アイリーン・ダン

  古〜い映画ですみません。1939年の作品です。私はなぜかカラーより白黒映画の方が好きなんです。私の絵が鉛筆画であることと無縁ではありません。この映画はその後何回かリメークした映画が作られています。この映画の中で彼女が孤児院の子供達に歌を教えて励ましているシーンがあります。字幕の日本語訳に共感しました。古い映画なので字幕翻訳がどなたかわかりません。翻訳の方に敬意を込めて下記に紹介します。少し長くなります。

  心の中で願いを強く持とう/ずっと願えば/その思いは動き出す/夢追い人が教えてくれた/夢は必ず/かなうもの/起きてる時に見る夢は/“願い“って言うんだって/夜のカーテンが/優しく包み込んでくれる/君が夢を信じているからさ/だからあきらめず/夢を追いかけようよ/そうすれば/その日は来る/心の中で願いを強く持とう

映画「最高の人生の見つけ方」

主演: 吉永小百合、天海祐希、ムロツヨシ

 アッハッハ、実に痛快な物語。少し前に同じタイトルのアメリカ映画のことを書きました。原案がジャスティン・ザッカム著「最高の人生の見つけ方」でした。日本版ということなのですね。アダプテーション脚本が浅野妙子さんという方でうまい作品に仕上がっています。   日本版の映画では遺言の中に「純粋に人の幸せを願うこと」という言葉がありました。何故か心に響きます。

 ところで「棺桶リスト」という言葉は昔からあったのでしょうか。私は知りませんでした。ともかく、死ぬまでにやりたいことのリストなので作ってみようかな。まだまだ、いっぱいある!