映画「弥生、三月 君を愛した30年」

主演: 波瑠、成田凌、杉咲花

 30年という長い時間軸を持った作品です。高校生活というのは楽しく希望に満ちていますね。そして卒業とともにそれぞれの人生が始まる。この映画の途中、3月11日の東日本大地震のシーンがあります。彼等は仙台にいる設定なので、震災後の場面ではあんなふうに大変だったのだろうと思い出されました。30年のときの重みを感じます。

 弥生、三月、私の誕生月。同じ学年で最後に生まれたので、いつも損をしている気分でした。でも、今となってはその同級生がかけがえのない存在になっています。同じ学年、同じ学校で学んだというだけなのに不思議ですね。

映画「世界から猫が消えたなら」

主演: 佐藤健、宮崎あおい、奥田瑛二

 また、猫がらみの映画を観てしまった。猫はかわいいですね。やっぱり猫を飼いたくなりました。

 さて、映画の舞台はたぶん函館でしょう。路面電車が走っていました。路面電車はいろいろなところの記憶を蘇らせます。今はないのですが昔々の母の田舎の沼津、ドイツ鉄道を見おろす路面を走るフライブルク、ドイツ鉄道の駅前から旧市街の入口前を走るハイデルベルク、市街を縦横に走るプラハ、東京にもまだ走っているところがありますね。

 映画に親友が出てきますが彼は映画オタク。私は映画オタクにはなれませんが、世界から映画が消えることはありません。

読書「チーム・バチスタの栄光」

 昨年の12月17日に映画「チーム・バチスタの栄光」の投稿をしました。これについてコメントをいただき、この本を読むことを勧められました。

 一昨日から読み始め、今、読み終えたところです。3日かかりました。速読などと器用なことはできず読むのが遅いのですよね。それに活字が小さくて目が疲れました。これからは活字の小さい本を読むのは避けようと思います。Kindleの電子書籍は文字の大きさを調節できるので選択肢の一つかな。耳で聴く本も選択肢かもと思いました。

 通常、本を読んでから映画を観るのですが今回は逆パターンです。そのためですが、本を読んでいて映画の俳優さんがダブってしまって自分の中で笑ってしまいました。特に、本を読むと田口医師は男性でしたが映画では女性医師になっていて竹内結子さんでした。本と映画の田口医師を頭の中で楽しくダブらせました。また、厚生労働省医官役の阿部寛さんは本も映画も完全に頭の中で一致していました。この本は『このミステリーがすごい!』大賞に選ばれた作品なのですね。ミステリーとしてではなく人間くさい作品として楽しませていただきました。