映画「アインシュタイン : 天才脳の行方と秘密」

英語→字幕 ドキュメンタリー

 またもや映画の宣伝文句「科学の世界を激変させ、天才の定義を作りだした男、アルベルト・アインシュタイン。彼の理論や人生について紐解きながら、彼の脳が世界中のどこに行き渡ったのかを追う」につられて観てしまった。アインシュタインがなくなったのは1955年。彼の脳は司法解剖を行なった医師ハーベイによって盗まれたということを映画で知った。全く、盗まれたとは知らなかった。

 ともかく、E=mc2(二乗)は有名なので私でも知ってるが内容は理解できない。しかし、彼の人生は興味深かった。

映画「リーマン・ブラザーズ 最後の4日間」The Last Days of Lehman Brothers

英語→字幕 主演: コーリイ ・ジョンソン、ジェームス・クロムウェル、ジェームス・ボラム

    いったい、リーマンショックとは何だったのだろう。それを知りたいと思って映画の宣伝文句「2008年9月12日の金曜日。ニューヨークのタイムズスクエアにあるリーマン・ブラザーズの本社に激震が走る。同社が倒産するまでの4日間をリアルに再現した衝撃の実録ドラマだ」につられてこのイギリス映画を観た。映画からは登場人物の緊迫した様子をうかがえたが意味するところはよくわからなかった。投資銀行のことを知らない私には理解するのが無理だったようです。

    私が会社を設立した翌年にリーマン・ブラザーズが倒産し、私もかなりの影響を受けた。被害意識しかないのだけれど世界経済はいまも危機があちこちで起きている。経済危機は回避できないものなのでしょうか。

映画「コッホ先生と僕らの革命」Der ganz große Traum

独語→字幕 主演ダニエル・ブリュール、ブルクハルト・クラウスナー、ユストゥス・フォン・ドーナニー

   またドイツ語ですみません。メチャクチャおもしろい。この物語が実話であるのか、大いなる皮肉なのか判断がつかないくらいおもしろい。1874年ドイツ帝国は反英主義もありサッカーはイギリスのスポーツとして嫌われていた。そのドイツのギムナジウム(日本の中学、高校相当)に英語教師として赴任してきたコッホ先生と生徒たちの物語である。現在、ドイツはサッカー強国として知られている。また、ドイツの各都市はサッカーチームを持って熱狂している。1874年当時のドイツの学校ではイギリスのスポーツとして親たちが反対しているのだから私には皮肉としか受け止められない。

 戦争なんかよりサッカーで勝つか負けるか熱狂するほうが人間として人類としてとても健全だ。原題「Der ganz große Traum」の意味は「大いなる夢」なのだから。