2016年7月に出版した私の小説「美紗絵ちゃんが征く」のドイツ語版を計画したのは2年後のことでした。さて、かつて西ドイツに1年間留学したとはいえ、私がドイツ人に読んでもらえるドイツ語に翻訳できるはずもありません。といってプロに依頼するには予算に余裕がありません。
格安のプロ翻訳家を探すかと思いましたが、それもなんとなくセコイなあと探すのに躊躇していました。丁度その頃、アルバイトで大学生にドイツ語を教えていました。そこで閃いたのが、逆にドイツ語を教えてくれるドイツ人を探してみようということ。インターネットの先生マッチングサイトでドイツ人の先生を検索しました。